まつげパーマの立ち上がりと、LEDマツエクの存在感を組み合わせる「エクパ」。

お客様への新しい提案として導入したいと考えるアイリスト様もいらっしゃるのではないでしょうか。

しかし、エクパは二つの施術を順番に行えば完成する技術ではありません。

導入前に見直したいのは、

「まつげパーマの基礎技術」
「LEDマツエクの基礎技術」

この二つです。

どちらか一方の理解が曖昧なままでは、お客様の自まつげに合わせた判断や、完成形を想定したデザインが難しくなります。

【エクパは基礎技術を補ってくれる施術ではありません】

エクパを学べば、まつげパーマやマツエクの苦手な部分まで自動的に解決するわけではありません。

むしろ二つの技術を組み合わせるため、それぞれの基礎が曖昧な部分は、施術中の迷いや仕上がりのばらつきとして表れやすくなります。

・なぜこのロッドを選ぶのか
・どのような立ち上がりを作るのか
・エクステをどの方向へ装着するのか
・どの長さやカールを選ぶのか
・二つの施術を組み合わせてもよい状態か
・希望する仕上がりへ、どの工程で近づけるのか

これらを説明できなければ、手順を覚えても現場で応用することはできません。

【一つ目は、まつげパーマの基礎技術】

まつげパーマでは、自まつげを上げられればよいというものではありません。

施術前に確認したいのは、自まつげの長さや太さ、生えている方向、左右差、目やまぶたの形、過去の施術履歴などです。

そのうえで、

・希望する立ち上がりやカール感
・自まつげに合うロッド選定
・巻き上げる方向や角度
・商材の特徴と適切な扱い方
・目元の洗浄や衛生管理
・仕上がりに差が出た時の原因

などを考えます。

エクパでは、まつげパーマ後の自まつげの方向を見ながら、続くLEDマツエクのデザインや装着方向を判断する必要があります。

まつげパーマの段階で方向や左右差を確認できていなければ、エクステを付ける工程で無理に仕上がりを合わせようとしてしまいます。

まずは、まつげパーマだけでも安定した施術と説明ができる状態を目指すことが大切です。

【二つ目は、LEDマツエクの基礎技術】

LEDマツエクも、専用ライトと商材があればできる施術ではありません。

従来のマツエクで必要な、

・自まつげを一本ずつ分ける技術
・自まつげの状態を見極める力
・適切な位置へ装着する技術
・方向や角度をそろえる技術
・自まつげに合わせた長さや太さの選定
・目の形や全体の印象を見るデザイン力

が土台になります。

さらにLED施術では、使用するライトや商材の特徴、照射方法、目元の保護、衛生管理、お客様への説明まで理解しておく必要があります。

LEDによる硬化が、装着位置や方向のずれを直してくれるわけではありません。

基礎的な装着技術が不安定なまま導入すると、施術方法だけが新しくなり、技術上の課題は残ったままになってしまいます。

【二つの技術を一つのデザインにまとめる力】

エクパで難しいのは、それぞれの施術ができることだけではありません。

まつげパーマとLEDマツエクを、一つの目元デザインとして組み立てる力が必要です。

自まつげをどのように上げ、その上にどのような長さ、カール、方向のエクステを装着するのか。

完成した目元だけでなく、まぶた、骨格、眉、普段のメイクまで含めて考えます。

「根元をしっかり立ち上げて、長いエクステを付ければ目が大きく見える」と単純に考えることはできません。

お客様によっては、強く立ち上げすぎない方が全体のバランスを取りやすい場合もあります。自まつげの状態によっては、希望どおりの施術が難しいこともあります。

希望をそのまま再現するだけではなく、できることと難しいことを説明し、その方に合う選択肢を提案することが技術者の役割です。

【カウンセリングで確認するのは希望だけではありません】

エクパのカウンセリングでは、希望するデザインだけでなく、現在の自まつげや過去の施術についても確認します。

・過去のまつげパーマやマツエクの履歴
・施術後に刺激や違和感が出た経験
・自宅でのケア方法
・普段使用しているアイメイク用品
・来店できるメンテナンス周期
・避けたい仕上がり
・今回、エクパを希望する理由

これらを聞くことで、お客様が本当に求めているものが見えてきます。

「エクパをしたい」という希望の奥に、「下がりまつげが気になる」「マツエクが目元にかぶって見える」「自然なまま目元をはっきり見せたい」といったお悩みが隠れていることもあります。

メニュー名を受け取るだけではなく、その方が何を変えたいのかを理解することが大切です。

【導入前に確認したいこと】

エクパをサロンメニューとして提供する前に、次の点を確認してみましょう。

・まつげパーマだけでも安定した施術ができる
・シングルラッシュを正しい方向へ装着できる
・LEDライトと商材を適切に扱える
・自まつげの状態を見て施術の可否を判断できる
・二つの施術を一つのデザインとして考えられる
・施術内容と注意点をお客様へ説明できる
・施術を控える判断や禁忌事項を理解している
・施術後のホームケアを案内できる

二つの基礎を見直すことは、遠回りではありません。

新しい技術を一時的な流行で終わらせず、お客様から長く信頼されるメニューに育てるために必要な準備です。

Total Beauty Academy Bless Schoolでは、まつげパーマとLEDマツエクを組み合わせるエクパ技術講習をご案内しています。

「エクパを導入したいけれど、どちらの技術を先に見直すべきか分からない」
「まつげパーマはできるけれど、LEDマツエクに不安がある」
「二つの技術を組み合わせたデザインを学びたい」

という方は、現在の経験や技術状況をお聞かせください。

大阪・北堀江、四ツ橋、心斎橋周辺で、エクパ講習やアイラッシュ技術のスキルアップ講習をお探しの方からのご相談を受け付けています。

Total Beauty Academy Bless School
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